過去のアメリカ大統領選挙の結果を見て時系列データについて思ったこと

アメリカ大統領選選挙の投票日まであと数週間というところまで来ました。

United States Elections Projectによると、今年は既に900万人以上が投票しているとのことです(2016年の投票数の6.7%)。激戦州を中心に、例年より多くの人が期日前に投票してるみたいです。

最近見ていて面白かったのが、過去の選挙結果です。

Wikipediaでも見れますが、270toWinが見やすくておすすめです。画像をクリックすると、その年について詳しくて解説してあります。タイムラインもあります。

遡っていくと、1992年くらいまでは自分のイメージとある程度は一致しているのですが、1998年頃から「なぜなんだろう」と思う結果になることがあります。例えば、今では非常に共和党が強いイメージのウェストバージニア州で民主党の候補が勝っていたり、1976年には東西で結果が分かれていたり。

党の立場は変化しているでしょうし、各選挙の状況も違うので、一つ一つ背景を確認すれば別に驚くことでもないのかもしれません。

ただ、今までは過去20年くらいのイメージでアメリカの政治について考えていたので、当たり前ではありますが、時系列のデータは見る範囲を少し変えるだけでデータの見え方に影響が出るのだと実感しました。

今年の選挙結果も、今後何十年の間に起こる新しい変化の始まりとなるのでしょうか。

アメリカの選挙関係は色んなデータがあるので、注目してみると面白いですね。

参考: 50 Years of Electoral College Maps: How the U.S. Turned Red and Blue

List of United States presidential elections by popular vote margin

Party divisions of United States Congresses