R言語でCSVファイルを読み込む方法

標準ライブラリだけ利用する場合

R言語の標準のライブラリを利用する場合は、以下のように読み込むことができます。

# 作業ディレクトリを指定
setwd("C:/Files")

# CSVファイルをdataという名のデータフレームに読み込む
data <- read.csv("sample.csv")

# 表示する
print(data)

RStudioでプロジェクトを利用していれば、わざわざsetwdで指定する必要はないかもしれませんし、もちろんファイルパスをフルで入力しても問題ありません。

文字コードなどの問題がなければ、基本的にはこれで読み込めるはずです。

データフレームの名前は好きに設定できます。

df <- read.csv("sample.csv")

作業ディレクトリに保存されていないファイルでも、以下のようにファイルパスを指定すれば読み込めます。

# CSVファイルをdataに読み込む
data <- read.csv("C:/Files2/sample.csv")

注意:ファイルパスはバックスラッシュ(\)じゃなくてスラッシュ(/)

その他のオプションなどは、ドキュメンテーション(英語)に書いてあります。

Tidyverseを利用する場合

Tidyverseを利する場合、read.csvよりreadrパッケージのread_csvを利用した方がいいでしょう。

library(tidyverse)
df <- read_csv("data.csv")

read.csvより速い、factor関係で面倒なことが少ない、というようなメリットがあります。こちらのページにより詳しく書いてあります。

2020/02/28 Update: read_csvを追加